OCCUPATION / INTERVIEW
INTERVIEW
製作・設計の経験を活かして
製品の品質を管理しています。
品質管理職
M・Hさん
入社:2000年
1. 今のお仕事内容を教えてください。
■鉄骨工事工場製作要領書作成
製品を製作する前に、物件の概要、会社の案内図、配置図、設備機器、製作方法、検査方法等を記載した書類を作成し、お客様(設計者・施工者)に確認していただくための書類を作成しています。
■検査報告書作成
製作した柱、梁等の寸法、溶接、外観が、基準内に作られていることの検査書類を作成しています。
■工程写真作成
材料受入、加工、組立て、溶接、塗装、検査までの主要な工程の写真を撮影し、報告書にまとめています。
■製品検査立ち会い
完成した製品がお客様(設計者・施工者)のご要望通りにできているかを、来社していただき確認する検査に立ち会います。
2. これまで関わってきた建築を教えてください。
2017年 某新スタジオ棟建設プロジェクト
2018年 K駅西口プロジェクト 複合施設棟
2019年 某小学校校舎・幼稚園園舎改築工事
2020年 某大学学術資料展示施設(仮称)新築工事
など
3. この仕事を選んだ理由を教えてください。
学校で建築について学習していたので、その知識が少しでも活かせる仕事として選びました。
4. 入社からの3年間は、どのようにして仕事を覚えていきましたか?
入社1年目は、工場で加工などを経験した後、設計に配属されました。
過去の物件の一般図、柱詳細図などを参考にして、CADで図面を書き、自主チェックを経て、先輩に確認していただくことを通して、工場で製作する方にわかりやすい図面の書き方を覚えました。
2年目からは物件を担当するようになり、わからないことは先輩に教えてもらいながら知識を増やしていきました。
その後、4年目からは品質管理課に配属となりました。品質管理課では、実際に製品を見て検査をおこなうので、図面だけでは知らなかったことなどを覚えられました。
5. 「未経験者でも大丈夫だろうか...」と応募に不安を抱えている採用希望者に向けて、未経験者でも大丈夫な理由を、ぜひご紹介ください。
建築鉄骨の製作の仕事は、未経験の人が大多数です。大学で建築を学んでも鉄骨に関してはそこまで深く学ばないことが多いと思います。会社に入ってから先輩に教えてもらい、覚えていくことがほとんどなので未経験者でも大丈夫です。
6. 今までで一番やりがいを感じたことは何ですか?
自分たちが製作に関わった建物に実際に行って見た時です。苦労したけどがんばってよかったという達成感はとても大きいです。
7. 今までで一番大変だったことは何ですか?
製品や書類に対する要求レベルが高かったり、基準が厳しい物件の製品検査の準備をしたりと、長い時間をかけて製作を担った時です。大変でしたが、無事に納品できた時はほっとしました。
8. 家族や友人に誇れる仕事のやりがいを教えてください。
街中やインターネットで、自分たちが製作した建物を見た時に、「この建物は青木鐵工所が携わっているんだよ」と話せることです。
9. 青木鐵工所でよかったと思えることを教えてください。
上司に対して自分の意見を言えば、丁寧に耳を傾けてくださり、いい内容なら採用もしてくれることです。
10. この仕事はどんな人に向いていますか?
品質管理課は、製品が基準内に正しく製作されているかを検査し報告することが仕事です。
図面と実際の物を見比べて、1項目ずつOKかNGか判定していきます。NGの箇所を見逃し
てしまうと、あとの工程や現場で不具合になってしまいます。ですので、仕事に対してまじめに手を抜かない人が向いていると思います。
採用希望者へのメッセージ
専門知識がなくても、鉄骨のことを全然知らなくても、入社後に先輩が1から教えてくれるので、安心して働けます。社員同士の風通しもいいので、少しでもものづくりに興味がある人には、ものづくりに携わる人たちと一緒に達成感も味わえますし、やりがいを見出していける仕事です。
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