先日、私たちの会社では救急法講習会を開催いたしました。2日間にわたり、総勢20名の社員が参加し、AEDの使用方法や胸骨圧迫(心臓マッサージ)の手順を学びました。
講習では、地域の消防署の方々を講師としてお迎えし、実際にAEDを操作する練習や、応急処置のポイントについて丁寧に指導していただきました。また、社員同士で実技を行うことで、実践的な知識を身に付けることができました。



このような講習を通じて、緊急時の対応スキルを向上させるだけでなく、社員同士の連帯感も深まる貴重な機会となりました。弊社では、今後も社員の安全意識向上と健康増進を目指して、様々な活動を実施してまいります。
心停止になると、時間が1分たつ毎に助かる割合は約10%ずつ低下していくそうです。現在の救急車の到着時間は、平均にでおよそ10.3分。何もせずに救急車を待っていては助からなくなってしまいます。その場に居合わせた人が1分でも早く救命の手当を始めることが重要だそうです。
また、消防署の方から次のような情報も教えていただきました。急な病気やケガ等で救急車を呼ぶか、病院に行くか迷った時には次の番号に電話をすると看護師さんがアドバイスをしてくれるそうです。相談は無料です。
「#7119」(概ね15歳以上の方対象) 受付時間 → 平日:19時から翌朝8時まで・土日祝日:8時から翌8時まで
「#8000」(概ね15歳未満の方対象) 受付時間 → 毎日:19時から翌8時まで
※重症の場合は迷わず119番通報してください。
講師の方が語られた、『小さな勇気が目の前にいる方の大きな命を救う』という言葉が特に印象的でした。この講習を通じて、私たちはその勇気を持てるよう心がけることの大切さを改めて感じました。