先日、「工業製品製造分野の特定技能外国人向けの社会文化研修」をWEBセミナー形式で受講しました。今回はベトナム語での講習ということで、参加した皆さんにとって非常に理解しやすい内容になっており、とても有意義な時間となりました。
私自身はベトナム語が分からないため、受講者同士のディスカッション内容までは理解できなかったのですが、母語で自由に意見交換している様子から、安心して学べていることが伝わってきました。
「ベトナム語で行われたWEB講習会の様子」
今回の研修では、日本で生活するうえで欠かせない生活マナーや地域ルールについて、ケーススタディを交えながら学びました。主なテーマは以下の通りです。
● 公共スペースでの行動規範
・まちなかでの周囲への配慮(大人数でまちを歩くときなど)
・会話の声の大きさ
● ごみ分別とごみ出しマナー
・地域ごとの分別ルール
・燃えるごみ、プラスチックごみ、資源ごみなど、なぜ分けなければいけないのか
● 臭いによるトラブル防止
・料理やゴミの臭いが周囲に与える影響
・「自分は平気でも他の人はどう感じるか」という視点
● 喫煙のルールとマナー
・喫煙所の利用方法
・歩きタバコが周りに及ぼす影響
どのテーマも、実際の生活で起こりやすい場面を取り上げながら、参加者同士が意見を交わし、理解を深めていました。
母語で説明を受けられることは、外国人の方にとって大きな安心材料です。
「分かったつもり」ではなく、自分の言葉で考え、質問し、意見を伝えられることが、学びの質を高めてくれます。ディスカッションの内容は私には分からなかったものの、皆さんが積極的に話し合い、笑顔で参加している姿が印象的でした。また、過去にも似たような事案があり、何度か注意をしてきた経験があるため、今回の内容は実体験として受け止めやすかったようです。
実は、日本で暮らしている私たち自身も、日々の生活に慣れる中で、最初に学んだマナーや地域ルールが曖昧になってしまうことがあります。
今回の研修を通して、
「そういえば、これは気をつけないといけなかったな」「最初は意識していたけれど、最近は忘れていたかもしれない」と、改めて振り返る良い機会になりました。
外国人の方だけでなく、日本人にとっても大切な内容だと感じます。