受注した物件の工事概要、受注範囲、設計図に記載されている特記事項、受注にあたっての営業打ち合わせ事項などをまとめて「受注物件概要書」を作成します。さらに当概要書および設計図をもとに、各部門から問題点をリストアップ。その内容をもとに「製作要領書」の作成へ。
設計図をもとに鉄骨工作図を作成します。
お客様に提出し、各部分の納まり、接合部の詳細、加工に必要な寸法を決定し、承認を経て、工場へ加工図を出図します。
加工図に基づいて加工・組立をおこないます。
【一次加工】
材料に孔あけ・切断などの加工
【組立】
柱や梁の製品の形に組み立て
【溶接】
組み立てられた鉄骨の接合部を溶接
中間工程検査では、製作工程中における製品の品質及び精度の確保をするために、加工・組立に問題点がないかを検査します。
製品検査は製作完了後、工作図との照合、寸法精度、外観、溶接内部の超音波検査、塗装検査などをおこないます。
塗装前には、不織布研磨材・ワイヤーブラシ・スクレーパを用いて、製品の表面をきれいに仕上げます。この仕上げは、塗装の品質や見栄えに影響するので、製品の質を左右する大事なポイントです。
建方日に合わせて製品をトラックに積込み、現場に出荷・運搬します。
建方がスムーズに進むように事前計画を入念におこない、急な変更などに対応できる体制を構築しています。